Wire Orthodontics
ワイヤー矯正は歯に「ブラケット」という装置を取り付け、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていく最もスタンダードな矯正法です。
一般的に「矯正」と言う場合は、この方法です。
ワイヤー矯正は歯にブラケットを付けなければならないので、見た目があまり良くありませんが、ブラケットには金属のもの以外にも、透明のプラスチックやセラミックで出来たものもあります。
☑ 食べ物の咀嚼がうまくできない☑ 虫歯になりやすい☑ 口臭の原因☑ アゴの関節に負担がかかり、身体のバランス機能の低下をまねくおそれがある
など、様々な健康上の問題がでてくることがあります。また矯正を施すことで、歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病にかかりにくくすることもできます。
当院では、患者様の個々の顔の特徴に合わせて、単なる歯並びの改善だけでなく、横顔の美しさも考慮した治療を行います。
顔の骨格やEラインの理想的なバランスは、患者様によって異なります。そのため、患者様一人一人の顔の特徴や骨格、ライフスタイルに合わせた治療法をご提案いたします。
メリット・デメリット
〇 目立たない✖ 歯の動きは金属のワイヤーより少し劣る✖ 費用が金属ワイヤーより高い
ブラケットの装着各歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を専用の接着剤で装着します。ブラケットは、ワイヤーを通すための溝を持っており、金属やセラミック、プラスチック製のものがあります。
ワイヤーの調整各ブラケットに細い矯正用ワイヤーを通し、そのワイヤーを締めたり緩めたりすることで、歯に力を加えます。この力が少しずつ歯を理想的な位置に動かします。ワイヤーには、金属製(ステンレススチールなど)のものが一般的ですが、柔らかくて目立たないワイヤーも存在します。
調整と定期的な診察ワイヤー矯正は、歯が少しずつ動く過程で定期的な調整が必要です。通常、1〜2ヶ月に一度歯科医を訪れ、ワイヤーを交換したり、適切な調整を行います。これによって歯が少しずつ正しい位置に移動します。
ワイヤー矯正では、歯を計画的に動かすために定期的な調整が必要です。治療の進行に応じて、歯科医がワイヤーの締め具合やブラケットの位置を調整し、歯に加える力を変えます。この調整が治療の成功に不可欠です。
調整の頻度
通常、1〜2ヶ月に一度歯科医を訪れ、ワイヤーの調整を受けます。この調整によって歯が少しずつ正しい位置に移動していきます。
調整内容
ワイヤーを交換する、締め直す、ゴムバンド(エラスティック)を使用して特定の歯を動かすなどが含まれます。調整後は歯に圧力がかかるため、数日間痛みや違和感を感じることがよくありますが、これは通常治まります。
ワイヤー矯正では、器具の状態を維持し、口腔内の衛生を保つためにメンテナンスも非常に重要です。ブラケットやワイヤーがあることで、歯垢や食べ物のカスが溜まりやすくなるため、口腔ケアに特別な注意を払う必要があります。
ブラケットやワイヤーの破損防止
硬いものを噛むとワイヤーやブラケットが破損することがあります。例えば、キャラメルやナッツなどの硬い食べ物は避けるようにしましょう。
口腔内の清掃
ブラケットやワイヤーの間に食べ物が詰まりやすいため、フロスや専用の矯正用ブラシを使って細かく清掃することが重要です。歯磨きは通常よりも時間をかけて丁寧に行う必要があります。
口内の健康管理
歯肉炎や虫歯のリスクが高まるため、定期的に歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングを受けることが推奨されます。
治療開始年齢:16歳
性別:女性
治療費:961,400円(税込)
治療期間:3年6ヶ月
治療内容:上下顎前突じょうげがくぜんとつの症例です。口腔内診査こうくうないしんさやX線検査を行ったところ、上下前歯が前方に傾斜しているだけでなく、上顎骨じょうがくこつや上の歯列しれつ全体が前方にあることが分かりました。この場合、ブラケット治療とヘッドギアを夜間に装着することによって、骨格改善が期待できます。本症例においても、定期的な通院でワイヤーの調整を行いながら進捗を確認していきました。術後は、予定通りの正常な咬かみ合わせと美しい歯列しれつ、側貌そくぼうとなり、素敵な笑顔が実現しました。口元がスッキリしたことで、ご本人様には大変喜んでいただくことが出来ました。
ブラケット治療やアライナー治療では、歯を動かす過程で痛みや不快感が生じることがあります。
歯を動かす際、歯根の吸収が起こることがあります。これは歯の寿命に影響を与える可能性があります。
矯正治療によって咬み合わせが変わります。特に治療中は咬かみ合わせが安定せず、歯や顎あごに影響を及ぼすことがあります。
矯正装置を装着している間、口腔衛生こうくうえいせいが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
治療後、適切な保定ほていが行われないと、歯のガタガタが再発する場合があります。
Step. 1
ご予約
お電話またはWEB予約から、ご予約をお取りください。お電話の際は、「矯正相談の予約」とお伝えください。WEB予約の場合は当院より、折り返しご連絡させていただき、ご予約を確認させていただきます。
Step. 2
初診
十分な時間を確保し、専門スタッフがお話をお伺いします。どんな悩みもお聞きしますので、ご安心ください。歯周病や虫歯がある場合、矯正治療を行えないことがあります。そのため、まずは保険診療にて口腔内の検査を行います。必要に応じて、先に虫歯等の治療を実施します。初診費用目安:3,000円〜4,000円 ※保険適用後、レントゲン撮影含む ※岡山市在住の方は小学生までは無料となります。
Step. 3
矯正の検査
口腔内の検査を通じて、おおよその矯正のイメージや予算をお伝えできますが、正確な治療方針や計画、治療費を算定するためには、より詳しい検査が必要です。
(検査費用)乳歯列期にゅうしれつき:11,000円(税込)混合歯列期こんごうしれつき:33,000円(税込)永久歯列期:55,000円(税込)
乳歯列期は乳歯だけの状態、混合歯列期は乳歯と永久歯が混在している時期、永久歯列期はすべての歯が永久歯に生え変わった後のことです。大人の場合は永久歯列期となります。
Step. 4
診断
具体的な治療方針や想定治療期間、正確な費用をお伝えします。数々の診断資料を用いて、患者様の骨格に合う最適な歯の位置や角度を診断し、治療計画を立てています。
当院では、患者様一人ひとりに合った治療方法を患者様と共に考えます。診療費や治療期間についてもお話しさせていただきます。この段階で治療を決定する必要はありませんので、一旦ご自宅でじっくりとお考えいただくことも可能です。私たちは、患者様のお気持ちを第一に考えています。
成人矯正 7.7万円~(税込)
全額矯正82.5万円の場合、デンタルローンのご利用で、月々34,300円〜の分割払いが可能です。※24回まで手数料無料
当院の矯正治療費には、処置料、調整料を含んでおります。
部分矯正は、歯並びの問題が特定の部分に限られる場合、その特定の歯やエリアに対して行う矯正治療です。通常、軽度な不正咬合や歯の位置異常、前歯のズレやすき間を改善するために実施されます。全体の矯正治療よりも短期間で効果が得られることが特徴です。
ワイヤー矯正は、歯に「ブラケット」を取り付け、ワイヤーを通して少しずつ歯を動かす一般的な矯正方法です。見た目はブラケットが目立つため気になることがありますが、透明なプラスチックやセラミック製のブラケットも選べます。これにより、見た目を気にする患者にも対応可能です。
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