ボロボロの歯の治療

Treatment

\ さながわ歯科の治療 /

歯が『ボロボロ』になってしまった方
ぜひ、当院にお任せください

ボロボロの歯の治療

ボロボロになった歯は、重度の虫歯や歯周病、外傷などによって歯の構造が大きく損なわれた状態です。このような歯でも、適切な治療を行うことで機能や見た目を回復できる場合があります。治療方法は、歯の状態や残存部分の量によって異なります。

こんな症状にご注意ください

 歯が欠けたり割れたりしている
 黒ずみや変色が目立つ
 歯の中や周囲に持続的な痛みを感じる
 歯茎が下がり、歯の根が露出している
 歯がぐらぐらしている
 かみ合わせに異常を感じる

これらの症状がある場合は、放置するとさらに悪化し、周囲の健康な歯や歯茎に影響を及ぼす可能性があります。早急に歯科医に相談し、適切な治療を受けるようにしてください。

症例

患者様   概要

治療開始年齢:7歳

性別:女性

治療費:385,000円(税込)

治療期間:歯列拡大しれつかくだい治療 1年9ヶ月
     筋機能きんきのう療法  1年3ヶ月

治療内容:
乳歯から永久歯に生え変わる際、上下の前歯がガタガタに生えてきました。加えて、上唇うわくちびるが前に出ていることも気にされていました。まず、歯列拡大しれつかくだい(歯列を横に広げる)治療を行い、歯の並びを整えました。その後、筋機能きんきのう療法(MFT)を行い、口周りの筋肉を鍛えました。このトレーニングによって、上唇の前突感ぜんとつかんがなくなり、口の形もきれいになりました。最終的に、機能的で美しい口元が実現しました。

リスク・副作用

  • 歯の痛みや不快感

    矯正治療を始めた初期や歯を動かす過程で、歯や歯茎に痛みを感じることがあります。これは通常、一時的なものですが、子どもにとっては辛い体験になることがあります。

  • 虫歯や歯周病のリスク

    矯正装置や治療後の管理が不十分な場合、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に小さな子どもは、口腔衛生に注意が必要です。

  • 歯根の吸収

    歯を動かす際に、歯根の吸収が起こることがあります。これは歯の寿命に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

  • 後戻りの可能性

    矯正治療後に適切な保定ほていを行わないと、歯が元の位置に戻ってしまうことがあります。特に成長期の子どもは注意が必要です。

  • 筋肉の疲労

    MFT(筋機能きんきのう療法)により口周りの筋肉を鍛える過程で、筋肉の疲労感や不快感が生じることがあります。特に慣れない運動をすることで一時的な痛みを感じる場合があります。

治療方法

ボロボロの歯の治療はいくつか方法がございます。

歯の残存部分がある場合

  • 根管治療:歯の内部にある歯髄(しずい)が炎症や感染を起こしている場合、その歯髄を取り除き、歯の内部を清掃・消毒する治療です。
  • クラウン(被せ物):歯の形や強度が大きく損なわれている場合に、歯を保護し機能を回復するために人工のカバー(クラウン)を装着します。

歯の大部分が失われている場合

  • ブリッジ:隣接する歯を支えにして、失われた部分を補う人工歯を装着します。
  • 部分入れ歯:複数の歯が失われた場合には、取り外しが可能な入れ歯を使用します。
  • インプラント: 歯が抜けた部分に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工歯を装着します。

定期健診で早期発見の予防対策が大切です

定期検診で早期発見と予防対策を行うことは、歯の健康を守る上で非常に重要です。虫歯は初期段階では痛みや自覚症状がほとんどありませんが、進行すると治療が複雑になり、最悪の場合は歯を失うリスクがあります。小さな異常が大きな異常になってしまわないよう、早期発見・早期治療に定期検診の受診をおすすめしています。

ボロボロの歯の治療に関するQ&A